◆画廊・ギャラリー 『在廊(ざいろう)』
芸術家って人付き合いの苦手な人が、山の奥で仙人みたいに暮らしてると思っていた。
いままで、制作以外で勤めた先が「話すことが職業」みたいな場所ばかりだったにもかかわらず、相手へ自分の考えや思いを言葉にして話すことが苦手だ。
籠るように制作をしていたはずなのに、作品を外へ発信していくには、やはりそれなりの意思表示が求められる。
個展を開く場に、作家本人が努めて居ることを
「在廊‐ざいろう‐」
と表現する。
「本人が在廊いたします」とか「初日在廊」などと、案内状に書いてあるアレ。
個展を始めたころは、所在なさげな感じが強かったのですが作家や作品について、誠実な質問をかけて下さる方への「自分の在りかた」がなんとなくわかってきた。
在りかたなんて、おおげさに書いてしまったが、その時間を
「私は、どう過ごしたいのか」
ですね。
慣れることは、たぶんないけれど、その時できることを精一杯やる。
作品ウェブサイト
須藤萌子の銅版画、ドローイング作品、ワークショップイベントを紹介するサイトです。
こちらもご覧ください。
https://sudohoko2016.wixsite.com/sudohoko
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません