◆「にゅあんす通信」須藤萌子の制作・暮らし 2025-秋-

長い、長い、夏でした。
それでも。
出かけた先で香った銀木犀に、短くても秋は来るのだなあと思う秋のはじまりです。
今秋の一大イベントとしては、銅版画ワークショップを開いてから8年経過、ということで、
はじめて「教室展」なるものを開きました。みなさまの助けを借りて無事に開催でき
ほっとしています。
伝わること、伝えること

「教室展」改め、まちなかワークショップ開催8周年記念企画「emo展」は、
インテリア輸入雑貨セレクトショップunspoken emotionsにて開かれました。
2017年に「ここでやってみない?」と店主さんに声をかけていただき、
お店の一角で銅版画のワークショップをはじめたのがきっかけです。
まちなかで銅版画…どう贔屓目に見てもニッチ過ぎる。
あの、不要不急のおでかけを制限された時期も乗り越えて
なんとか8年、続けてこられたのは店主さんと生徒さんのおかげです。
これからも作る喜びとともに、銅版画の布教(?)に努めます。
「emo展」、参加した方全員が、展示期間中に1度は自分やお教室同士の作品が展示されている
様子を見に、足を運ばれたことがなによりうれしかったです。
規模が大きくなったり、回を重ねたりすると、なかなかこういう姿勢を保つのが難しくなるので、
お顔の見える範囲でささやかにやっていけたらなと思いました。
去年と比べた身体の様子

昨年より身体の調子がよかったのは、大阪万博へ行くことを決めてからの1か月間、
にわか仕込みでウォーキングをしたのがよかった
(と、信じています)。
実際は、水筒を携えてウロウロ30分ほど散歩したくらいですが。
あの炎天下へ「いまから出かけるぞ!」という気持ちは、冬に向かうこれからの身にも
必要かもしれません。
気持ちと身体が同じ方向を向いていると、そこで過ごした楽しい時間がもっと楽しくなる。
これは制作にも通じるところがあるのかも。
短い秋、おでかけや制作にいちばんいい季節。
日々がんばります。
みなさまもよい秋をお過ごしください。
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