◆名画を模写 『プリマヴェーラ』ボッティチェリ 『ゆる模写カレンダー2021』 4月
4月を飾るのは、『プリマヴェーラ』ボッティチェリ作
ウフィツィ美術館で、はじめて『プリマヴェーラ』の前に立ったとき、あまりの画面の大きさに、
ただただ圧倒されるばかりでした。
ルネサンスの巨匠のひとり、ボッティチェリ。
本名は、
アレッサンドロ・ディ・マリアーノフィリペーピ…。
誰…?
て感じですよね。
恰幅の良かったお兄さんのあだ名
「イル・ボッティチェロ(小さな酒樽)」
の愛称から、
「ボッティチェロんとこのサンドロ」
と呼ばれてそちらが定着してしまったようです。
なんか・・・絵が全体的に青っぽい?
当時イタリアのウフィツィ美術館で見たこの作品は、経年劣化を防ぐためなのか、薄青色の透明なカバーガラスが絵の前を覆っていました。(今はどうなっているのかわからないです)
だから、作品が全体的に青っぽかった印象です。
あらためて画集を見ると。
彼の描く女性たちは、なんとなまめかしい事でしょう。
足の先、首もと、まなざし。
相手から、こんなに観察されるのを許しちゃって、いいんでしょうか。
とあれこれ妄想してしまう。
また、こんな風ににぎやかな「春」を迎えたい…。
今年の春(2021年)は、なんだか色々な意味で印象に残ってしまったけれど、
親しい人たちと集まって、春を寿ぐ日を待ち望んでいます。
ウフィツィ美術館に興味のある方はこちら
ウフィツィ美術館―フィレンツェの名画100+1
作品ウェブサイト
須藤萌子の銅版画、ドローイング作品を紹介するサイトです。
こちらもご覧ください。
https://sudohoko2016.wixsite.com/sudohoko
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