◆猫とわたし オンライン展覧会「版と装いⅡ」
現在、ホームページ上でオンライン展覧会「版と装いⅡ」を開催中です。
ファッションコルセット作家、kurue_mh氏とのコラボ企画で、須藤の銅版画にビーズや刺繍、リボンを施した作品が約20点ほど並んでおります。
2021.1.18(月)まで開催中のオンライン展「版と装いⅡ」
猫たち多め!でおまちしております。
http://sudohoko2016.wixsite.com/sudohoko/
制作中は、「招き猫」からインスパイアされた猫の銅版画を彫りつつ、しばらく会えていない実家の猫を思い出していました。
猫に会えていないということは家族にも会えていない
ちょっと、ぼやきです。
実家の猫に、半年以上会えていない。
(ということは、両親にもなのだけど)
最後にあったのは去年の暑い時期だった。
父の碁盤の上へ、液体のように寝そべって、涼を取っている姿であった。
碁盤は確かにヒンヤリしていて猫にとっては丁度良いのだろう。
冬になり、あちらさんは炬燵を広々使えて、我が世の春の状態。
私に会えないことなど、なーーーーーんとも思っていないでしょうけれど。
今は、そのくらいの心持ちでお互いが居ることで、ちょうどいいのかもしれない。
でも、会いたいなあ。
わたしの猫、みんなの猫、トム
わたしに対してのみ、ドライな性格である実家の猫。
思い出が何かないか…と考えたのだが、微笑ましい話が何も思い出せない。
遡りすぎて、幼少期見ていたテレビアニメ、『トムとジェリー』(ほぼ喋らないver.)を思い出した。
ネズミのジェリーに翻弄されながら
ビルから落ちたり、
崖から落ちたり、
感電したり、
焼かれたり、
轢かれたり…。
それこそ100万回死んでいるのでは、と思わざるを得ない。
『トムとジェリー』で好きだったお話は、
「猫は8つの命を持っている」という迷信のもとに、トムが8回命がけでジェリーに挑む話なのですが…
8つじゃ足りないよなあ…
と子供心ながらにハラハラしましたっけ。
ですが次のおはなし回には、毛並みも元通り、また目を血走らせジェリーを追いかけるトムになっている。
けなげなトム。
おマヌケなトム。
丈夫なトム。
ゲラゲラとトムを笑い、ジェリーを応援していた頃の自分は、遥か彼方。
今見たら、泣いてしまうんじゃないだろうか。
いや、そんなことは…ないかもしれない。
テンポのいい音楽にあわせて、何度見ても、どこから見ても面白い。
出てくるチーズやソーセージも、おいしそう。
久しぶりにトムにも、実家の猫にも会いたくなってきた。
※2021年2月に実家の猫は旅立っていきました。最期はおろか、このご時世でろくに会えずじまいでした。
向こうで元気にやっているとよいのですが…。
アカデミー賞受賞・アカデミー候補作品あわせた13話を収録
トムとジェリー アカデミー・コレクション [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [DVD]
須藤萌子の銅版画、ドローイング作品、ワークショップイベントを紹介するサイトです。
こちらもご覧ください。
https://sudohoko2016.wixsite.com/sudohoko
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