◆カマキリとわたし
なんだか無性に生きものを観察してスケッチしたくなった日
「カマキリをモチーフにしたいなあ…」
とつぶやいて
「カマキリ? あるよ。」
と、スッと虫籠ごと貸してくれた、行きつけのB ...
◆山茶始開(つばきはじめてひらく)
さざんか(山茶花)と、つばき(椿)って同じものなの?
(同じツバキ科なのだそう。)
通っていた高校は、正門向かいの弓道場の生け垣が山茶花 ...
◆トラウマ吹っ飛ぶ一冊 『罪と罰を読まない』
芸術作家さんたちの集まりの場だったと記憶している。
オープニングパーティー(展示会初日をお祝いするためのちょっとした軽食会みたいなの)へ
参加していたわたしは、お祝いに来ていた目上の作家 ...
◆画廊・ギャラリーめぐり 「便利だった装備とアイテム」
地理や距離感があまり得意ではない私。
慣れない場所でめぐるときの足もとはスニーカーです。
かかと部分のクッションが厚く、つま先が中で割とニギニギ動きやすく、軽いものを選んでいます。
◆画廊・ギャラリーめぐり 「好き!が見つかる」
銀座奥野ビルへ行った時のことをお話しします。
ここは色々な画廊やギャラリーがひとつの古いアパートに入っていて、探検する気分で巡ることができます。
以前「ぶらぶら美術博 ...
◆祖母との思い出
子どもの頃、実家では祖母がシャム猫を飼っていた。
おシャムな彼は、みんなから
「じゅーべ~、じゅーべ~や~」
と呼ばれていたので、てっきり柳生十兵衛から名をとったのだと ...
◆画廊・ギャラリーめぐり 「その入りづらい理由とは」
ここでは、画廊とギャラリーは一緒と考えてください。
「入りづらいけど行ってみたい(購入はまだ考えていない)」という方へお伝えします。
「入りづらい」
「もう ...
◆それは、呪いにも似て
個展の在廊中、ひときわ印象に残ったひと言。
…これは、感想なのか。
おでかけくださった諸先輩方、年上の友人・知人。
会期中数えるほどだったのが、ひとり、またひとりと、近年この感想 ...
◆『銅版画のマチエール』 駒井哲郎(銅版画家)著
静岡市内にある水曜文庫さんは、お店の広さや本の並び方が、私にとって好ましい本屋さん。
そして、ちょうどいい「ほっとかれてる感」も行きたくなる理由のひとつである。
そんな水曜文庫さんの、棚の上に ...
◆画廊・ギャラリー 『在廊(ざいろう)』
芸術家って人付き合いの苦手な人が、山の奥で仙人みたいに暮らしてると思っていた。
いままで、制作以外で勤めた先が「話すことが職業」みたいな場所ばかりだったにもか ...