銅版画

銅版画作品との出会い理性の眠りは怪物を生むのだ

『理性の眠りは怪物を生む』は、スペインの画家であるフランシスコ・デ・ゴヤによる銅版画作品のタイトル。
1797年から1799年の間に銅版画で制作された風刺画集『Los Capric ...

書評

圧倒的キラキラ世界の王冠がずらり

表紙を見て足が止まった。

うっとりというか、飴玉よりも大きい宝石をつけた冠の写真に度肝を抜かれた。
はっきり言って、表紙でいきなり感動のピークを迎えてしまった。

本著によ ...

美術館

夢みるために、現実をみる
当時の図録。柔らかな色と線が印象的。

2014年に出光美術館でひらかれた陶芸展のはなし。

『没後50年・大回顧 板谷波山の夢みたものー〈至福〉の近代日本陶芸ー』
実はこれ、最初から行 ...

雑記

師走の罠とは…師走の街をボンドカーで疾走

師走。
皆急いでいる。
令和にもなって2年もたつのに、人々の忙しさは減らない。
むしろ無駄に増えていっていないか?とさえ思う。

ふだん暦や季節など気にしないよ ...

画材道具

絵の具のついた手は美術家の証(?)絵具の付いた手

師匠の家には、いろいろなモノがあった。
木、ガラス、陶器、金属、石、紙、布、…材質はさまざまで、ひとつのジャンルにおさまらないモノたちだ。
雑貨ともいえるし、骨董ともいえ ...

画材道具

気が楽になった話聞かれたことに答えられない

「どう思う?」と、聞かれて素直に答えられないときがある。

間違っていたり、相手の気分を損ねたりすると恥ずかしいし、取り繕うのが、また面倒くさい。

師匠との会話で最初一番 ...

画材道具

社会的にまるで幼なかったわたしが、なんとか持ち直していく話日々増す手負いのケモノ感…

慣れない仕事や人間関係に摩耗していくばかりの日々。
久しぶりに会った知人が、私の顔を見るなり、時間を作ってうちへ来いという。
半ば強引 ...

画材道具

非常勤務職員として地方の市立文化施設に務めたことがある。
専門職での3年間、あっという間の出来事だった。
正直、「文化施設で働いていた」と履歴にするのは忍びないくらいだ。

非常職員というと、正規の職員の方よ ...

オンライン展,制作

違う星にいる相手との会話壮大な待ち合わせ

【版と装い】という、ふたり展をネット上で開いている。
ファッションコルセット作家の四條(kurue_mh)との共作。

制作途中の打ち合わせは、半分以上がもっぱら手紙でのやりと ...

ブックカバー

お気に入りの本、あります?【内容は伏せて表紙のみを紹介するブックカバーチャレンジ】有名アニメの原作を知ると、両方の物語がもっと楽しくなる1冊。

『雪の女王』は、幼稚園児だったころのわたしが、カインの描く挿絵の美しさにド胆を抜かれた1冊。 ...