◆名画をゆるく模写 『アダムの創造』 ミケランジェロ・ブロナローティ 『2022年ゆる模写カレンダー』 1月

2022年10月7日

『アダムの創造』 ミケランジェロ・ブロナローティ
ゆるい「アダムの創造」ミケランジェロ・ブロナローティ

名画をゆるく模写して、カレンダーにしてみた

◇2022年ゆる模写カレンダー 1月

  『アダムの創造』

原作者 ミケランジェロ・ブロナローティ

制作  1511年

所蔵  イタリア、システィナ礼拝堂

ゆるく描いた人 すどうほうこ


原作のミケランジェロが描く、指先が触れるか触れないかの構図がカッコいい。
男女みんな、ムキムキになってしまうミケランジェロ。
でも、そこが好き。

現地で見ていたはずなのに改めて画集を見ると、
「え、右側の御大、こんなに背後に色々従えてたのか」
と、びっくりしました。

彫刻科専攻の人たちのデッサンはカッコいい

私が通っていた学校の美術科には、技法によって、いくつかの専攻に分かれて授業を受けていました。
デッサンの授業になると、皆、ひとつの教室に集まって石膏像や静物、人物モデルなどをデッサンします。

面白いのは、専攻によってなんとなくデッサンの雰囲気が違うなー、ということ。
彫刻専攻クラスの人たちが描く石膏像や人物デッサンが、とてもカッコよかった。

なんだか、こう、
「塊!」
ていう感じ。
(伝わりにくいですよね…)

目の前の立体物を、自分の眼で観察して、手元の画用紙に平面画として描いていくこと。
何を描いても奥行きが表現できない自分からすると、彼らの描き表す立体感、ものの芯をガッツリ掴むようなデッサンは憧れでした。
白い石膏像のはずなのに、描けば描くほど面が潰れて消し炭のようになっていく自分のデッサンにしょんぼり。
その頃の私にとって、デッサンの授業は「苦手科目」になってしまいました。

「自分の眼でとらえて、自分で描く」

って、どの表現にとっても「基本のキ」なんだと気づくのは学校を卒業してから。
生きている間に気づけたことを良しとして、またコツコツがんばろうと思います。

◇他の月の「ゆる模写」はこちらから
◆名画をゆるく模写 ペン画による2022年カレンダー

ショップサイト

「2022ゆる模写カレンダー」はウェブショップ『nuance_do(ニュアンス堂)』にて販売中です。
  https://nuance-do.stores.jp/

作品サイト

須藤萌子の銅版画、ドローイング作品を紹介するサイトです。こちらもご覧ください。
『須藤萌子 版画とドローイング』