◆『百年の孤独』を読んでみた
最近(2024年6月26日)、文庫化が話題になったガルシア・マルケス著の「百年の孤独」。
著者のマルケス没後10年という節目に新潮社から文庫化された。
巷では「後世に残したい ...
◆『ことばあそびうた』福音館書店 谷川俊太郎・詩/瀬川康男・絵
二度読めば口ずさみたくなるフレーズがたくさん
わたしの幼少期におけるバイブルのひとつ。
『ことばあそびうた』
谷川俊太郎さんが織り成す、巧みで、思わず笑ってしまう言葉の連なり。
◆『言葉なんかおぼえるんじゃなかった』 田村隆一(語り) ちくま文庫
第一印象は
「知らない人だなー。」でした。
正直に言うと、詩人・田村隆一という名前を見てもピンとこなかった。
『言葉なんかおぼえるんじゃなかった』を手 ...
◆『絵のない絵本』 アンデルセン(著)・山室静(訳)・いわさきちひろ(挿し絵)童心社
師匠から
「宿題ね」
と時々本を貸し出される。
※師匠については以前のブログに書きました。
今回は絵本だ。
アンデルセン童話「絵の ...
◆『Scope』 桑原弘明 作品集 覗いた先に不思議な旅が待っている
『Scope』は、美術科の先輩が貸してくれた、借りるのも、保管するのも、返すのも緊張する1冊。
「スコープ」と呼ぶ箱たちを収めた、桑原弘明さんの作品集 ...
◆『美しい痕跡』ー手書きへの讃歌 フランチェスカ・ビアゼットン(著) みすず書房
タイトルそのままをあつらえたような表紙手書きの文字を見る機会が少なくっていると嘆かれる今。
ありがたいことに「どちらも使える楽しさ」を味わっている。
『美しい痕跡』は、装幀と、タイトルに一目ぼれして買って ...
◆『ぼくは本屋のおやじさん』 早川義夫(著) ちくま文庫
『ぼくは本屋のおやじさん』との出会いは、とある喫茶店のカウンターの本棚から偶然手に取っただけなのだけれど、
「まさに ...
◆『誠実な詐欺師』 トーベ・ヤンソン コレクション 2
トーベ・ヤンソンの短編集全8巻の中から、わたしが気になって図書館で借りた順番で紹介する。
今回は、第2巻『誠実な詐欺師』。
図書館の棚に鎮座していたこの短 ...
◆『聴く女』 トーベ・ヤンソン コレクション 8
外国では、ロックダウン前に長蛇の列ができた店舗の一つに本屋さんがあったそうだ。
確かに、「家で、ひとりで、おしゃべりも必要ない、一緒に過ごせる相棒」として、 ...
◆長すぎるタイトルの本『雨の夜にカサもささずに・・・』 イチハラヒロコ 三修社
『雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて青春の影を歌いながら「悪かった。やっぱり俺…。」って言ってむかえに来てほしい。』
長い ...