制作

ファッションコルセット作家・四條夢美(kurue_mh)とのコラボ
《コルセットができるまでを記録》
その1着が、できるまで

「1年に、1着つくる。」

簡単に聞こえるかもしれない。
それが、どんなに難 ...

書評

装幀の美しさと、読んだ時の空気感にぎゅっと心をつかまれた表紙

トーベ・ヤンソンの短編集全8巻の中から、わたしが気になって図書館で借りた順番で紹介する。
今回は、第2巻『誠実な詐欺師』。

図書館の棚に鎮座していたこの短 ...

雑記

背徳感の味わいカフェはこっそり行くものだと思っていた

10年以上も前のこと。
社会に出て働き、お給料をもらう身になった頃。
「ひとりでカフェに行き、こっそり好きなものを食べる」
という贅沢を知ってしまった。 ...

書評

タイトルにひかれて最終巻から読んでしまったトーベ・ヤンソンの短編集

外国では、ロックダウン前に長蛇の列ができた店舗の一つに本屋さんがあったそうだ。

確かに、「家で、ひとりで、おしゃべりも必要ない、一緒に過ごせる相棒」として、 ...

書評

表紙のインパクト、強め。わたしの本棚にあるなかで一番タイトルの長い本

『雨の夜にカサもささずにトレンチコートのえりを立ててバラの花を抱えて青春の影を歌いながら「悪かった。やっぱり俺…。」って言ってむかえに来てほしい。』

長い ...

画材道具

「表と裏」を意識した日のこと結構好きだった書道の授業

紙に、表と裏があると意識したのはいつからだろう。
おそらく小学生時代、書道の授業時間だったと思う。

先生が、白い色の練習用の紙と、生成り色の本番用紙を生徒たちにわ ...

雑記

新しい年

急に日本の四季や行事を意識して「暮らしに目覚める」的な雰囲気が苦手である。

それはなぜか。
おそらく、実家にいた頃、季節の変わり目に、祖母のもとでこちらが緊張するくらい母が立ち回っているのを、見てきたからで ...

書評

懐かしくてどこかサミシイ、をちょっとずつ味わう感じ表紙と目が合う

『死ぬまでに行きたい海』は、読み進めていくうちに、これこそ「今読みたい本」だと思った。
読み終わって、「後から何度でも、どの章からでも読んでしまう本に出会った」と ...

アーティスト,画廊・ギャラリー,美術館

アニメーション作家・人形美術家 川本喜八郎子供心をつかんだ人形劇『三国志』

小さい頃、食い入るように見ていたテレビがある。
人形劇『三国志』だ。

それがきっかけで、立派な三国志マニアに…とはならなかった。
た ...

書評

表紙の美しさにときめいた一冊素敵な表紙

『フランスの更紗手帖』は、表紙の美しい花や鳥に一目ぼれして、思わず手に取ってしまった一冊。
更紗ーさらさーとは、木綿の生地に、植物や鳥など細やかな柄がプリントされている布のこと。